【84V10】高等学校学習指導要領(平成30年告示及び一部改正)コード表 Ver 1.0
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総則 | 100 | ア 各教科・科目の指導に当たり,義務教育段階での学習内容の確実な定着を図るための学習機会を設けること。 | 8400000242100000 |
総則 | 101 | イ 義務教育段階での学習内容の確実な定着を図りながら,必履修教科・科目の内容を十分に習得させることができるよう,その単位数を標準単位数の標準の限度を超えて増加して配当すること。 | 8400000242200000 |
総則 | 102 | ウ 義務教育段階での学習内容の確実な定着を図ることを目標とした学校設定科目等を履修させた後に,必履修教科・科目を履修させるようにすること。 | 8400000242300000 |
総則 | 103 | (3) 大学や専門学校等における教育や社会的・職業的自立,生涯にわたる学習のために,高等学校卒業以降の教育や職業との円滑な接続が図られるよう,関連する教育機関や企業等との連携により,卒業後の進路に求められる資質・能力を着実に育成することができるよう工夫すること。 | 8400000243000000 |
総則 | 104 | 5 通信制の課程における教育課程の特例
通信制の課程における教育課程については,1から4まで(3の(3),(4)並びに(7)のエの(ア)及び(イ)を除く。)並びに第1款及び第3款から第7款までに定めるところによるほか,次に定めるところによる。 | 8400000250000000 |
総則 | 105 | (1) 各教科・科目の添削指導の回数及び面接指導の単位時間(1単位時間は,50分として計算するものとする。以下同じ。)数の標準は,1単位につき次の表のとおりとする。 | 8400000251000000 |
総則 | 106 | 国語,地理歴史,公民及び数学に属する科目(添削指導3回,面接指導1(単位時間))
理科に属する科目(添削指導3回,面接指導4(単位時間))
保健体育に属する科目のうち「体育」(添削指導1回,面接指導5(単位時間))
保健体育に属する科目のうち「保健」(添削指導3回,面接指導1(単位時間))
芸術及び外国語に属する科目(添削指導3回,面接指導4(単位時間))
家庭及び情報に属する科目並びに専門教科・科目(添削指導は各教科・科目の必要に応じて2~3回,面接指導は各教科・科目の必要に応じて2~8(単位時間)) | 8400000251100000 |
総則 | 107 | (2) 学校設定教科に関する科目のうち専門教科・科目以外のものの添削指導の回数及び面接指導の単位時間数については,1単位につき,それぞれ1回以上及び1単位時間以上を確保した上で,各学校が適切に定めるものとする。 | 8400000252000000 |
総則 | 108 | (3) 理数に属する科目及び総合的な探究の時間の添削指導の回数及び面接指導の単位時間数については,1単位につき,それぞれ1回以上及び1単位時間以上を確保した上で,各学校において,学習活動に応じ適切に定めるものとする。 | 8400000253000000 |
総則 | 109 | (4) 各学校における面接指導の1回あたりの時間は,各学校において,(1)から(3)までの標準を踏まえ,各教科・科目及び総合的な探究の時間の面接指導の単位時間数を確保しつつ,生徒の実態並びに各教科・科目及び総合的な探究の時間の特質を考慮して適切に定めるものとする。 | 8400000254000000 |
総則 | 110 | (5) 学校が,その指導計画に,各教科・科目又は特別活動について体系的に行われるラジオ放送,テレビ放送その他の多様なメディアを利用して行う学習を計画的かつ継続的に取り入れた場合で,生徒がこれらの方法により学習し,報告課題の作成等により,その成果が満足できると認められるときは,その生徒について,その各教科・科目の面接指導の時間数又は特別活動の時間数(以下「面接指導等時間数」という。)のうち,10分の6以内の時間数を免除することができる。また,生徒の実態等を考慮して特に必要がある場合は,面接指導等時間数のうち,複数のメディアを利用することにより,各メディアごとにそれぞれ10分の6以内の時間数を免除することができる。ただし,免除する時間数は,合わせて10分の8を超えることができない。
なお,生徒の面接指導等時間数を免除しようとする場合には,本来行われるべき学習の量と質を低下させることがないよう十分配慮しなければならない。 | 8400000255000000 |
総則 | 111 | (6) 特別活動については,ホームルーム活動を含めて,各々の生徒の卒業までに30単位時間以上指導するものとする。なお,特別の事情がある場合には,ホームルーム活動及び生徒会活動の内容の一部を行わないものとすることができる。 | 8400000256000000 |
総則 | 112 | 第3款 教育課程の実施と学習評価 | 8400000300000000 |
総則 | 113 | 1 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善
各教科・科目等の指導に当たっては,次の事項に配慮するものとする。 | 8400000310000000 |
総則 | 114 | (1) 第1款の3の(1)から(3)までに示すことが偏りなく実現されるよう,単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと。
特に,各教科・科目等において身に付けた知識及び技能を活用したり,思考力,判断力,表現力等や学びに向かう力,人間性等を発揮させたりして,学習の対象となる物事を捉え思考することにより,各教科・科目等の特質に応じた物事を捉える視点や考え方(以下「見方・考え方」という。)が鍛えられていくことに留意し,生徒が各教科・科目等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら,知識を相互に関連付けてより深く理解したり,情報を精査して考えを形成したり,問題を見いだして解決策を考えたり,思いや考えを基に創造したりすることに向かう過程を重視した学習の充実を図ること。 | 8400000311000000 |
総則 | 115 | (2) 第2款の2の(1)に示す言語能力の育成を図るため,各学校において必要な言語環境を整えるとともに,国語科を要としつつ各教科・科目等の特質に応じて,生徒の言語活動を充実すること。あわせて,(6)に示すとおり読書活動を充実すること。 | 8400000312000000 |
総則 | 116 | (3) 第2款の2の(1)に示す情報活用能力の育成を図るため,各学校において,コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え,これらを適切に活用した学習活動の充実を図ること。また,各種の統計資料や新聞,視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。 | 8400000313000000 |
総則 | 117 | (4) 生徒が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を,計画的に取り入れるように工夫すること。 | 8400000314000000 |
総則 | 118 | (5) 生徒が生命の有限性や自然の大切さ,主体的に挑戦してみることや多様な他者と協働することの重要性などを実感しながら理解することができるよう,各教科・科目等の特質に応じた体験活動を重視し,家庭や地域社会と連携しつつ体系的・継続的に実施できるよう工夫すること。 | 8400000315000000 |
総則 | 119 | (6) 学校図書館を計画的に利用しその機能の活用を図り,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に生かすとともに,生徒の自主的,自発的な学習活動や読書活動を充実すること。また,地域の図書館や博物館,美術館,劇場,音楽堂等の施設の活用を積極的に図り,資料を活用した情報の収集や鑑賞等の学習活動を充実すること。 | 8400000316000000 |
総則 | 120 | 2 学習評価の充実
学習評価の実施に当たっては,次の事項に配慮するものとする。 | 8400000320000000 |
総則 | 121 | (1) 生徒のよい点や進歩の状況などを積極的に評価し,学習したことの意義や価値を実感できるようにすること。また,各教科・科目等の目標の実現に向けた学習状況を把握する観点から,単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら評価の場面や方法を工夫して,学習の過程や成果を評価し,指導の改善や学習意欲の向上を図り,資質・能力の育成に生かすようにすること。 | 8400000321000000 |
総則 | 122 | (2) 創意工夫の中で学習評価の妥当性や信頼性が高められるよう,組織的かつ計画的な取組を推進するとともに,学年や学校段階を越えて生徒の学習の成果が円滑に接続されるように工夫すること。 | 8400000322000000 |
総則 | 123 | 第4款 単位の修得及び卒業の認定 | 8400000400000000 |
総則 | 124 | 1 各教科・科目及び総合的な探究の時間の単位の修得の認定 | 8400000410000000 |
総則 | 125 | (1) 学校においては,生徒が学校の定める指導計画に従って各教科・科目を履修し,その成果が教科及び科目の目標からみて満足できると認められる場合には,その各教科・科目について履修した単位を修得したことを認定しなければならない。 | 8400000411000000 |
総則 | 126 | (2) 学校においては,生徒が学校の定める指導計画に従って総合的な探究の時間を履修し,その成果が第4章の第2の1に基づき定められる目標からみて満足できると認められる場合には,総合的な探究の時間について履修した単位を修得したことを認定しなければならない。 | 8400000412000000 |
総則 | 127 | (3) 学校においては,生徒が1科目又は総合的な探究の時間を2以上の年次にわたって履修したときは,各年次ごとにその各教科・科目又は総合的な探究の時間について履修した単位を修得したことを認定することを原則とする。また,単位の修得の認定を学期の区分ごとに行うことができる。 | 8400000413000000 |
総則 | 128 | 2 卒業までに修得させる単位数
学校においては,卒業までに修得させる単位数を定め,校長は,当該単位数を修得した者で,特別活動の成果がその目標からみて満足できると認められるものについて,高等学校の全課程の修了を認定するものとする。この場合,卒業までに修得させる単位数は,74単位以上とする。なお,普通科においては,卒業までに修得させる単位数に含めることができる学校設定科目及び学校設定教科に関する科目に係る修得単位数は,合わせて20単位を超えることができない。 | 8400000420000000 |
総則 | 129 | 3 各学年の課程の修了の認定
学校においては,各学年の課程の修了の認定については,単位制が併用されていることを踏まえ,弾力的に行うよう配慮するものとする。 | 8400000430000000 |
総則 | 130 | 第5款 生徒の発達の支援 | 8400000500000000 |
総則 | 131 | 1 生徒の発達を支える指導の充実
教育課程の編成及び実施に当たっては,次の事項に配慮するものとする。 | 8400000510000000 |
総則 | 132 | (1) 学習や生活の基盤として,教師と生徒との信頼関係及び生徒相互のよりよい人間関係を育てるため,日頃からホームルーム経営の充実を図ること。また,主に集団の場面で必要な指導や援助を行うガイダンスと,個々の生徒の多様な実態を踏まえ,一人一人が抱える課題に個別に対応した指導を行うカウンセリングの双方により,生徒の発達を支援すること。 | 8400000511000000 |
総則 | 133 | (2) 生徒が,自己の存在感を実感しながら,よりよい人間関係を形成し,有意義で充実した学校生活を送る中で,現在及び将来における自己実現を図っていくことができるよう,生徒理解を深め,学習指導と関連付けながら,生徒指導の充実を図ること。 | 8400000512000000 |
総則 | 134 | (3) 生徒が,学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら,社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう,特別活動を要としつつ各教科・科目等の特質に応じて,キャリア教育の充実を図ること。その中で,生徒が自己の在り方生き方を考え主体的に進路を選択することができるよう,学校の教育活動全体を通じ,組織的かつ計画的な進路指導を行うこと。 | 8400000513000000 |
総則 | 135 | (4) 学校の教育活動全体を通じて,個々の生徒の特性等の的確な把握に努め,その伸長を図ること。また,生徒が適切な各教科・科目や類型を選択し学校やホームルームでの生活によりよく適応するとともに,現在及び将来の生き方を考え行動する態度や能力を育成することができるようにすること。 | 8400000514000000 |
総則 | 136 | (5) 生徒が,基礎的・基本的な知識及び技能の習得も含め,学習内容を確実に身に付けることができるよう,生徒や学校の実態に応じ,個別学習やグループ別学習,繰り返し学習,学習内容の習熟の程度に応じた学習,生徒の興味・関心等に応じた課題学習,補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れることや,教師間の協力による指導体制を確保することなど,指導方法や指導体制の工夫改善により,個に応じた指導の充実を図ること。その際,第3款の1の(3)に示す情報手段や教材・教具の活用を図ること。 | 8400000515000000 |
総則 | 137 | (6) 学習の遅れがちな生徒などについては,各教科・科目等の選択,その内容の取扱いなどについて必要な配慮を行い,生徒の実態に応じ,例えば義務教育段階の学習内容の確実な定着を図るための指導を適宜取り入れるなど,指導内容や指導方法を工夫すること。 | 8400000516000000 |
総則 | 138 | 2 特別な配慮を必要とする生徒への指導 | 8400000520000000 |
総則 | 139 | (1) 障害のある生徒などへの指導 | 8400000521000000 |
総則 | 140 | ア 障害のある生徒などについては,特別支援学校等の助言又は援助を活用しつつ,個々の生徒の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工夫を組織的かつ計画的に行うものとする。 | 8400000521100000 |
総則 | 141 | イ 障害のある生徒に対して,学校教育法施行規則第140条の規定に基づき,特別の教育課程を編成し,障害に応じた特別の指導(以下「通級による指導」という。)を行う場合には,学校教育法施行規則第129条の規定により定める現行の特別支援学校高等部学習指導要領第6章に示す自立活動の内容を参考とし,具体的な目標や内容を定め,指導を行うものとする。その際,通級による指導が効果的に行われるよう,各教科・科目等と通級による指導との関連を図るなど,教師間の連携に努めるものとする。
なお,通級による指導における単位の修得の認定については,次のとおりとする。 | 8400000521200000 |
総則 | 142 | (ア) 学校においては,生徒が学校の定める個別の指導計画に従って通級による指導を履修し,その成果が個別に設定された指導目標からみて満足できると認められる場合には,当該学校の単位を修得したことを認定しなければならない。 | 8400000521210000 |
総則 | 143 | (イ) 学校においては,生徒が通級による指導を2以上の年次にわたって履修したときは,各年次ごとに当該学校の単位を修得したことを認定することを原則とする。ただし,年度途中から通級による指導を開始するなど,特定の年度における授業時数が,1単位として計算する標準の単位時間に満たない場合は,次年度以降に通級による指導の時間を設定し,2以上の年次にわたる授業時数を合算して単位の修得の認定を行うことができる。また,単位の修得の認定を学期の区分ごとに行うことができる。 | 8400000521220000 |
総則 | 144 | ウ 障害のある生徒などについては,家庭,地域及び医療や福祉,保健,労働等の業務を行う関係機関との連携を図り,長期的な視点で生徒への教育的支援を行うために,個別の教育支援計画を作成し活用することに努めるとともに,各教科・科目等の指導に当たって,個々の生徒の実態を的確に把握し,個別の指導計画を作成し活用することに努めるものとする。特に,通級による指導を受ける生徒については,個々の生徒の障害の状態等の実態を的確に把握し,個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成し,効果的に活用するものとする。 | 8400000521230000 |
総則 | 145 | (2) 海外から帰国した生徒などの学校生活への適応や,日本語の習得に困難のある生徒に対する日本語指導 | 8400000522000000 |
総則 | 146 | ア 海外から帰国した生徒などについては,学校生活への適応を図るとともに,外国における生活経験を生かすなどの適切な指導を行うものとする。 | 8400000522100000 |
総則 | 147 | イ 日本語の習得に困難のある生徒については,個々の生徒の実態に応じた指導内容や指導方法の工夫を組織的かつ計画的に行うものとする。 | 8400000522200000 |
総則 | 148 | (3) 不登校生徒への配慮 | 8400000523000000 |
総則 | 149 | ア 不登校生徒については,保護者や関係機関と連携を図り,心理や福祉の専門家の助言又は援助を得ながら,社会的自立を目指す観点から,個々の生徒の実態に応じた情報の提供その他の必要な支援を行うものとする。 | 8400000523100000 |
総則 | 150 | イ 相当の期間高等学校を欠席し引き続き欠席すると認められる生徒等を対象として,文部科学大臣が認める特別の教育課程を編成する場合には,生徒の実態に配慮した教育課程を編成するとともに,個別学習やグループ別学習など指導方法や指導体制の工夫改善に努めるものとする。 | 8400000523200000 |
総則 | 151 | 第6款 学校運営上の留意事項 | 8400000600000000 |
総則 | 152 | 1 教育課程の改善と学校評価,教育課程外の活動との連携等 | 8400000610000000 |
総則 | 153 | ア 各学校においては,校長の方針の下に,校務分掌に基づき教職員が適切に役割を分担しつつ,相互に連携しながら,各学校の特色を生かしたカリキュラム・マネジメントを行うよう努めるものとする。また,各学校が行う学校評価については,教育課程の編成,実施,改善が教育活動や学校運営の中核となることを踏まえ,カリキュラム・マネジメントと関連付けながら実施するよう留意するものとする。 | 8400000611000000 |
総則 | 154 | イ 教育課程の編成及び実施に当たっては,学校保健計画,学校安全計画,食に関する指導の全体計画,いじめの防止等のための対策に関する基本的な方針など,各分野における学校の全体計画等と関連付けながら,効果的な指導が行われるように留意するものとする。 | 8400000612000000 |
総則 | 155 | ウ 教育課程外の学校教育活動と教育課程の関連が図られるように留意するものとする。特に,生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については,スポーツや文化,科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵(かん)養等,学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり,学校教育の一環として,教育課程との関連が図られるよう留意すること。その際,学校や地域の実態に応じ,地域の人々の協力,社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行い,持続可能な運営体制が整えられるようにするものとする。 | 8400000613000000 |
総則 | 156 | 2 家庭や地域社会との連携及び協働と学校間の連携
教育課程の編成及び実施に当たっては,次の事項に配慮するものとする。 | 8400000620000000 |
総則 | 157 | ア 学校がその目的を達成するため,学校や地域の実態等に応じ,教育活動の実施に必要な人的又は物的な体制を家庭や地域の人々の協力を得ながら整えるなど,家庭や地域社会との連携及び協働を深めること。また,高齢者や異年齢の子供など,地域における世代を越えた交流の機会を設けること。 | 8400000621000000 |
総則 | 158 | イ 他の高等学校や,幼稚園,認定こども園,保育所,小学校,中学校,特別支援学校及び大学などとの間の連携や交流を図るとともに,障害のある幼児児童生徒との交流及び共同学習の機会を設け,共に尊重し合いながら協働して生活していく態度を育むようにすること。 | 8400000622000000 |
総則 | 159 | 第7款 道徳教育に関する配慮事項
道徳教育を進めるに当たっては,道徳教育の特質を踏まえ,第6款までに示す事項に加え,次の事項に配慮するものとする。 | 8400000700000000 |
総則 | 160 | 1 各学校においては,第1款の2の(2)に示す道徳教育の目標を踏まえ,道徳教育の全体計画を作成し,校長の方針の下に,道徳教育の推進を主に担当する教師(「道徳教育推進教師」という。)を中心に,全教師が協力して道徳教育を展開すること。なお,道徳教育の全体計画の作成に当たっては,生徒や学校の実態に応じ,指導の方針や重点を明らかにして,各教科・科目等との関係を明らかにすること。その際,公民科の「公共」及び「倫理」並びに特別活動が,人間としての在り方生き方に関する中核的な指導の場面であることに配慮すること。 | 8400000710000000 |
総則 | 161 | 2 道徳教育を進めるに当たっては,中学校までの特別の教科である道徳の学習等を通じて深めた,主として自分自身,人との関わり,集団や社会との関わり,生命や自然,崇高なものとの関わりに関する道徳的諸価値についての理解を基にしながら,様々な体験や思索の機会等を通して,人間としての在り方生き方についての考えを深めるよう留意すること。また,自立心や自律性を高め,規律ある生活をすること,生命を尊重する心を育てること,社会連帯の自覚を高め,主体的に社会の形成に参画する意欲と態度を養うこと,義務を果たし責任を重んずる態度及び人権を尊重し差別のないよりよい社会を実現しようとする態度を養うこと,伝統と文化を尊重し,それらを育んできた我が国と郷土を愛するとともに,他国を尊重すること,国際社会に生きる日本人としての自覚を身に付けることに関する指導が適切に行われるよう配慮すること。 | 8400000720000000 |
総則 | 162 | 3 学校やホームルーム内の人間関係や環境を整えるとともに,就業体験活動やボランティア活動,自然体験活動,地域の行事への参加などの豊かな体験を充実すること。また,道徳教育の指導が,生徒の日常生活に生かされるようにすること。その際,いじめの防止や安全の確保等にも資することとなるように留意すること。 | 8400000730000000 |
総則 | 163 | 4 学校の道徳教育の全体計画や道徳教育に関する諸活動などの情報を積極的に公表したり,道徳教育の充実のために家庭や地域の人々の積極的な参加や協力を得たりするなど,家庭や地域社会との共通理解を深めること。 | 8400000740000000 |
各教科(共通) | 164 | 第2章 各学科に共通する各教科 | 84n0000000000000 |
国語 | 165 | 第1節 国 語 | 8410000000000000 |
国語 | 166 | 第1款 目 標
言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 | 8410100000000000 |
国語 | 167 | (1) 生涯にわたる社会生活に必要な国語について,その特質を理解し適切に使うことができるようにする。 | 8410100100000000 |
国語 | 168 | (2) 生涯にわたる社会生活における他者との関わりの中で伝え合う力を高め,思考力や想像力を伸ばす。 | 8410100200000000 |
国語 | 169 | (3) 言葉のもつ価値への認識を深めるとともに,言語感覚を磨き,我が国の言語文化の担い手としての自覚をもち,生涯にわたり国語を尊重してその能力の向上を図る態度を養う。 | 8410100300000000 |
国語 | 170 | 第2款 各 科 目 | 8410500000000000 |
国語 | 171 | 第1 現代の国語 | 8411500000000000 |
国語 | 172 | 1 目 標
言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 | 8411502000000000 |
国語 | 173 | (1) 実社会に必要な国語の知識や技能を身に付けるようにする。 | 8411502100000000 |
国語 | 174 | (2) 論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし,他者との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。 | 8411502200000000 |
国語 | 175 | (3) 言葉がもつ価値への認識を深めるとともに,生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ,我が国の言語文化の担い手としての自覚をもち,言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。 | 8411502300000000 |
国語 | 176 | 2 内 容 | 8411503000000000 |
国語 | 177 | 〔知識及び技能〕 | 8411503100000000 |
国語 | 178 | (1) 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。 | 8411503110000000 |
国語 | 179 | ア 言葉には,認識や思考を支える働きがあることを理解すること。 | 8411503111000000 |
国語 | 180 | イ 話し言葉と書き言葉の特徴や役割,表現の特色を踏まえ,正確さ,分かりやすさ,適切さ,敬意と親しさなどに配慮した表現や言葉遣いについて理解し,使うこと。 | 8411503112000000 |
国語 | 181 | ウ 常用漢字の読みに慣れ,主な常用漢字を書き,文や文章の中で使うこと。 | 8411503113000000 |
国語 | 182 | エ 実社会において理解したり表現したりするために必要な語句の量を増すとともに,語句や語彙の構造や特色,用法及び表記の仕方などを理解し,話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにすること。 | 8411503114000000 |
国語 | 183 | オ 文,話,文章の効果的な組立て方や接続の仕方について理解すること。 | 8411503115000000 |
国語 | 184 | カ 比喩,例示,言い換えなどの修辞や,直接的な述べ方や婉(えん)曲的な述べ方について理解し使うこと。 | 8411503116000000 |
国語 | 185 | (2) 話や文章に含まれている情報の扱い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。 | 8411503120000000 |
国語 | 186 | ア 主張と論拠など情報と情報との関係について理解すること。 | 8411503121000000 |
国語 | 187 | イ 個別の情報と一般化された情報との関係について理解すること。 | 8411503122000000 |
国語 | 188 | ウ 推論の仕方を理解し使うこと。 | 8411503123000000 |
国語 | 189 | エ 情報の妥当性や信頼性の吟味の仕方について理解を深め使うこと。 | 8411503124000000 |
国語 | 190 | オ 引用の仕方や出典の示し方,それらの必要性について理解を深め使うこと。 | 8411503125000000 |
国語 | 191 | (3) 我が国の言語文化に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。 | 8411503130000000 |
国語 | 192 | ア 実社会との関わりを考えるための読書の意義と効用について理解を深めること。 | 8411503131000000 |
国語 | 193 | 〔思考力,判断力,表現力等〕 | 8411503200000000 |
国語 | 194 | A 話すこと・聞くこと | 8411503210000000 |
国語 | 195 | (1) 話すこと・聞くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。 | 8411503211000000 |
国語 | 196 | ア 目的や場に応じて,実社会の中から適切な話題を決め,様々な観点から情報を収集,整理して,伝え合う内容を検討すること。 | 8411503211100000 |
国語 | 197 | イ 自分の考えが的確に伝わるよう,自分の立場や考えを明確にするとともに,相手の反応を予想して論理の展開を考えるなど,話の構成や展開を工夫すること。 | 8411503211200000 |
国語 | 198 | ウ 話し言葉の特徴を踏まえて話したり,場の状況に応じて資料や機器を効果的に用いたりするなど,相手の理解が得られるように表現を工夫すること。 | 8411503211300000 |
国語 | 199 | エ 論理の展開を予想しながら聞き,話の内容や構成,論理の展開,表現の仕方を評価するとともに,聞き取った情報を整理して自分の考えを広げたり深めたりすること。 | 8411503211400000 |